【美容コラム|Vol.10】更年期から急になりやすい「便秘」の原因は?
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イライラや鬱状態・腰痛・めまいに不眠症などの「更年期障害」はどれも辛いものですが、その中でも深刻な症状は「便秘」です。
便秘そのもので体調が悪化することもあるため、更年期障害の症状をより深刻化してしまう可能性があります。
今回は更年期に便秘になってしまいやすい理由と、その対処法についてお教えします。

 

更年期に便秘になりやすい理由shutterstock_199477256

女性の月経や閉経といった体の働きをコントロールしている女性ホルモン。
更年期にこの女性ホルモンの分泌が著しく減少することによって、様々な体の不調が引き起こされます。
これはホルモンバランスの乱れにより「精神的ストレス」を感じやすくなることで、自律神経の働きが不安定になって内臓などの機能が低下してしまうことが原因です。
特にエネルギーの必要な胃や腸などの消化器官は働きが鈍くなりやすく、更年期の便秘を引き起こしてしまいます。
また女性ホルモンの分泌量が減ることで全身の筋肉の量も減る傾向にあり、排便に必要なぜん動運動も弱まってしまうために便が滞ってしまう「弛緩性便秘」になることも。
それらの要素に加えて、腸内の善玉菌の量も減ってしまうこともあり、更年期は大変便秘にかかるリスクもあるのです。

 

更年期の便秘を改善するためには

更年期の便秘を解消するポイントは5つ。

①精神的ストレスを緩和させる
精神的ストレスが消化器官の働きを弱めてしまうため、少しでもストレスを取り除いあげることが大切です。
更年期障害特有の体のだるさから家に引きこもりがちですが、なるべく散歩に出かけるなどしてリフレッシュするようにしましょう。

②食事に食物繊維のものを取り入れる
食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類があります。
「不溶性食物繊維」はお腹の中で水分を含んで膨らみ、腸壁を刺激してぜん動運動をサポートする働きがあり、「水溶性食物繊維」は水に溶けて便を柔らかくする働きがあります。
これらの食物繊維をバランスよく摂ることで便秘改善につながります。
ただ、不溶性繊維ばかりを摂ってしまうと便が固くなってしまうので、しっかりと水分摂取を行うよう心がけましょう。
不溶性繊維はゴボウやタケノコ・かぼちゃなど、水溶性繊維は昆布やワカメ・キャベツや大根・果物などに豊富に含まれています。

③こまめな水分補給

体内の水分が足りないと便が固くなり、排便が困難になるので毎日の水分摂取は是非心がけたいポイント。
1日に1.5Lほどの水分を、なるべく30分から1時間置きくらいに飲むようにするのが理想的です。

④体を動かすshutterstock_226560094

気分が優れない時や辛い時には、無理をしないのが1番ですが、少しでも動けそうな時には軽く運動をしたりストレッチをして筋肉を動かしてあげると、「弛緩性便秘」などの改善に有効です。

⑤善玉菌を増やす
オリゴ糖やヨーグルトなどを食事に取り入れ、腸内の善玉菌(ビフィズス菌)を増やすことも腸内環境を整えるのに有効的。
ビフィズス菌は胃腸の働きを強くし、免疫力をUPする働きもあるため積極的に摂取していきたいですね。