【美容コラム|Vol.142】目指せ!便秘知らず!キーワードは『美腸』
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多くの女性が悩んでいる便秘。便秘になると、腹痛はもちろん、お肌が荒れるなど別の症状を伴うこともあるかと思います。それだけではなく、たまってしまう老廃物やむくみが下半身を太くみせてしまい、見た目にも変化があります。今回は、そんな女性の大敵である便秘を解消するために、腸の働きを知り健康的な『美腸』を目指す方法をお伝えします。

 

腸の役割・重要さ

消化吸収・排便

皆さんが、腸の役割と聞いて1番にイメージするのは、『排便』が多いのではないかと思います。腸には、十二指腸・空腸・回腸のある小腸と、盲腸・結腸・直腸・肛門のある大腸があり、栄養の吸収から消化、排便までの役割を担っています。食事をすると、まず小腸で消化吸収が行われ、その後大腸に運ばれて水分を吸収し排便されるという仕組みです。
腸はこのように消化・吸収・排便が基本的な働きになります。

 

『美腸』のポイントは腸内細菌のバランス

大腸には、腸内細菌と呼ばれる大腸菌や乳酸菌などの細菌が100種類以上も存在しています。この腸内細菌には、食物繊維の分解、感染予防や免疫、ホルモンバランスと皮膚などに関わる重要な役割があります。
腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、日和見(ひよりみ)菌の三つがあり、善玉菌は美や健康に良い影響をもたらしてくれますが、悪玉菌は老化を進める原因となってしまいます。状況に応じて、善玉菌と悪玉菌をサポートしてくれるのが日和見菌です。
この三つの細菌が、バランスの良い状態を『美腸』といいます。健康的な腸内目安として、善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%とされています。例えば、バランスを崩し、悪玉菌が増えてしまうとカラダに悪影響を及ぼし、便秘や下痢の症状が出ます。『美腸』を目指すには、善玉菌が悪玉菌よりも多い状態を維持することが必要です。

 

腸を健康に維持するために

では、どうしたら腸内細菌の良いバランス状態を維持できるのでしょうか。
今回は、『美腸』を目指す手段として三つの方法をご紹介します。

 

腸セラピー

腸セラピーでは、手を使って着衣やタオルの上からおなかを優しくマッサージしていきます。まず、手でおなかを触ることで、腸の状態や硬さをチェックします。腸の状態が確認できたら、力加減を調整して優しくほぐしていきます。ガスがたまっていると腸が硬くなるため痛みを感じることがありますが、決して強くもんで刺激を与えているわけではありません。気持ちよくて眠ってしまうほどリラクセーション効果のある施術です。
腸セラピーを行うことで、冷えや便秘・不眠症・生理痛を改善し、健康なカラダになったり、足のむくみや皮膚の荒れを改善したりする美容効果も感じられます。

 

食べ物

悪玉菌が多い人の特徴として、お肉中心の生活をしていることが挙げられます。お肉を食べることがカラダに悪いわけではないですが、お肉に偏っている食事になってしまっている場合は、野菜をその3倍摂るように意識してみましょう。食物繊維である野菜は、便の質を高めてくれます。
また、発酵食品であるチーズや納豆・ヨーグルト・乳酸菌飲料などを日々の食生活にうまく取り入れることで善玉菌が増え、定期的な排便を促してくれます。
しかし、腸内細菌のパターンは人それぞれなので、相性の良い食品も人によって違いがあります。いろいろな食品を試して、自分に合ったものを見つけてみてくださいね。

 

運動

腸を活発にして定期的な排便を促すには、インナーマッスルを鍛える運動が効果的です。
特に、『ドローイン』と呼ばれる運動は、洗濯物を干しながら・テレビを見ながらなど、『ながら運動』として日々の生活に取り入れることができます。
やり方は簡単!息を吐きながらおなかを引っ込めるだけ!この動作により、腹圧をかけておなか周りのインナーマッスルを鍛えます。
また、ウオーキングをして血行をよくすることで、たまった老廃物を排出することもできますよ。

 

いかがでしたか。腸の働きや仕組みを知ることで、健康的な『美腸』を目指したくなったのではないでしょうか。『美腸』を目指すことは便秘を改善するだけではなく、感染症を予防したり、ホルモンバランスが整いお肌もキレイになったりとさまざまな効果が期待できます。
ご紹介した腸セラピーや善玉菌を増やす食べ物、インナーマッスルを鍛える運動を生活に取り入れることで、バランスの良い腸内細菌を心掛けていきましょう。