【美容コラム|Vol.133】女性ホルモンが乱れる理由は食べ物にある?
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『女性ホルモン』が乱れると、健康や美容・精神的にもよくないですよね。特に生理中や生理不順の時、生理前のPMS(月経前症候群)でイライラしてしまい悩まされている方が多いのではないでしょうか。食事でしっかり栄養がとれないと、女性ホルモンのバランスが崩れることがあります。いま一度、女性ホルモンに効果的な食べ物を見直してみませんか?

 

女性ホルモンのバランスが乱れると

女性のカラダは、『エストロゲン(卵胞ホルモン)』と『プロゲステロン(黄体ホルモン)』という二つの女性ホルモンによって操られています。このホルモンのバランスが乱れると、以下のような症状が現れることがあります。

 

ひどい生理痛

生理中に分泌される『プロスタグランジン』というホルモンには、痛みや炎症を引き起こす作用があります。ホルモンのバランスが崩れてくると、この『プロスタグランジン』が必要以上に分泌され、子宮が大きく収縮して生理痛が強く出ることがあります。

 

PMS

PMSとは、心やカラダに現れる不調のことで、生理が始まる7日前くらいから起こります。症状は『プロゲステロン』の分泌量によって個人差があります。便秘・頭痛・腰痛・乳房の張り・眠気・痛み・肩こりなどの身体的症状や、気分のむらが出る・イライラしやすくなる・集中力が低下するなどの精神的な症状が起こります。

 

不妊

『プロゲステロン』の分泌が減少すると、排卵後に子宮内膜を分厚くする働きが衰え、『黄体機能不全』を引き起こす原因にもなります。また、出産後に母乳が出るように分泌される『プロラクチン』というホルモンが分泌異常を起こすと、『無排卵(生理があるが排卵はしていない状態)』という症状が起こります。

その他、生理不順・更年期症候群・自律神経失調症・不正出血などが起こる可能性があります。

 

女性ホルモンに効果的な食べ物

 

大豆食品全般(大豆イソフラボン)

『イソフラボン』は女性ホルモンのひとつであるエストロゲンに似た働きがあり、納豆や豆腐・みそなど日本人が昔から日常的に食べてきたものに多く含まれています。黒豆・黒ゴマ・ひじきなどの黒い食材は、女性ホルモンを作り出す賢臓の作用を活発にしてくれます。

 

かぼちゃ

カボチャは、ビタミンとミネラルが多く含まれていて栄養の豊富な野菜です。ビタミンC・ビタミンEなどの抗酸化成分も含まれています。中でもビタミンEは、脳下垂体や卵巣に働きかけ、ホルモンの分泌を操作する役目があります。また、ビタミンEが不足してしまうと、体内の過酸化脂質が増加し老化の元にもなり、さまざまな生活習慣病や肌荒れなどのトラブルを引き起こしてしまいます。カボチャ以外に、ほうれん草やキウイフルーツにも多く含まれています。

 

ざくろ

ざくろは、天然植物性エストロゲンを多く含む『子宝の果実』とも呼ばれることがあるほど、女性にとってありがたい果物です。特に、種子の部分に天然植物性エストロゲンを多く含みます。また、エラグ酸という美白への効き目がある物質も含んでいるので、シミの予防や美白の効果が大いに期待できます。

 

女性ホルモンの主な材料は、タンパク質とコレステロールです。食事で摂取した油がカラダの中でコレステロールに変化し、女性ホルモンに変わるのです。そのため、女性ホルモンにとって大切なことは、質のよい油を摂取することです。おススメの油は、魚油・エゴマ油・オリーブオイル・アマニ油などが挙げられます。ほかにも、良質な油が含まれている食物には、クルミ・アーモンド・卵などがあります。

 

ホルモンバランスを改善する最善の策は、生活習慣を整え、ストレスをためずに過ごすことです。今回紹介した食べ物においても、「しっかり摂取してちゃんと実行しなくては…」と頑張りすぎてストレスになってしまったら、本末転倒です。できることから少しずつ、無理なく継続していくということが何より大切なのかもしれません。生活習慣を見直し、ホルモンバランスを整えて健康的に過ごしましょう。