【美容コラム|Vol.124】血行不良によるカラダの不調に「針治療」を試してみては?
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肩こり・腰痛・冷えなど、なんとなく体調が優れない症状がある方は、筋肉疲労や緊張による「血行不良」が原因かもしれません。
「血行不良」とは、血液がカラダの各部に十分に行き渡らない状態をいいます。
これを放置しておくと症状が悪化し、体調不良を引き起こすこともありますので、早めに改善することが大切です。
今回はこの「血行不良」を改善するために、血の流れをよくする方法の一つとして「針治療」と「さまざまな症状に効くツボ」についてご紹介します。

 

針治療とは

針治療は、東洋医学の一つであり、針で全身にあるツボを刺激しカラダの不調を改善します。
針の刺激によって筋肉をゆるめ、血行や代謝をよくすることで、痛みや気になる症状を改善していきます。

 

針治療の効果

針治療のメカニズムは、まだ解明されていない部分もあります。
その一方で、針でツボを刺激すると、カラダに変化が起こることが、たくさんの症例で認められており、NIH(アメリカ国立衛生研究所)やWHO(世界保健機関)などから科学的根拠を認める見解が発表されています。

 

筋肉がゆるみ、血流がよくなり、痛みがやわらぐ

筋肉に直接針を刺すと、カラダは異物が侵入したととらえ、炎症反応が起こります。
この炎症状態のときにカラダの細胞が修復を行うことで、血流が良くなる動きが高まります。
血流が良くなると筋肉に酸素が運ばれて、ゆるんでいくと同時に、痛みを引き起こす発痛物質が流され、痛みも和らぎます。

 

内臓の動きの改善

ツボに針を刺すことで、カラダの反応により内臓の動きが活性化されます。
内臓の動きが活発になると全身の代謝が上がり、血流が良くなります。

 

自律神経を整える

首や頭にあるツボに針を刺すことで、自律神経のバランスを整える効果があります。
自律神経は、胃腸などの内臓の動きや血圧の調整にも関係しているため、胃腸の動きや血圧の安定・回復につながります。
また、血管も拡張するので、血流もよくなりますよ。

 

自分で押せる、さまざまな症状に効くツボ

人間のカラダには至るところにツボがあり、刺激を与えることでカラダの不調を改善できると言われています。
針で刺激するだけではなく、自分で押してマッサージすることで症状を改善することも可能です。
症状によって押すべきツボが異なるため、適切なツボを正しく刺激することが大事でしょう。
血行不良によりさまざまな症状が起こりますが、今回は、「肩こり」「足の冷え」「腰痛」に効くツボをご紹介します。

 

肩こりに効くツボ

合谷(ごうこく)
手の甲を上にして、人さし指と親指の骨が交差するくぼみにあるツボ。
人さし指の付け根から手首に向かって骨を押し、痛みを感じるところを探します。
ズーンとひびくくらいの強さで押すと良いとされています。

肩井(けんせい)
首後ろの突起した骨と肩の先の中間あたりで、押すと痛みやしこりを感じる部分。
強く押すともみ返しがくるので、あまり強く押しすぎないようにしてください。

 

足の冷えに効くツボ

太衡(たいしょう)
足の甲にあり、親指と人さし指の骨が合うV字部分にあります。
3秒押しては3秒離す、を繰り返すとよいでしょう。

 

腰痛に効くツボ

腰腿点(ようたいてん)
手の甲の人さし指と中指の骨にある分かれ目の中央、小指と薬指の骨にある分かれ目の中央にあります。
細い棒で刺激するのも効果的です。

針治療は、針を症状に合ったツボに刺して刺激を与え、血行不良を改善し、体調を整える治療法です。
信頼できる針治療院を見つけ、自分に合った治療を試してみてはいかがでしょうか。
また、ツボに関する正しい知識を身に付けて、自分でツボを押してケアをしてみるのも良いでしょう。
血行不良を改善し、体調を整え、快適な毎日を過ごすために、「針治療」や「ツボ押し」を日常生活に取り入れてみてくださいね。