【美容コラム|Vol.115】高齢出産によるリスクとその対策~ポイントは「○○を健康に保つ」こと!~
  • share
  • tweet
  • LINE

近年、昔に比べ女性の社会進出が増えてきているため、晩婚化や初産の高齢化の増加傾向がみられます。
合計特殊出生率(人口統計上の指標で、一人の女性が一生に産む子供の平均数を示す)も年々低下の一途をたどり、社会問題にもなっています。
そもそも「高齢出産」の定義として、初産婦であれば35歳以上、経産婦であれば40歳以上で出産することが挙げられます。
35歳未満の出産に比べ、母体や赤ちゃんに与える影響が多く、さまざまなリスクを伴うとの話もあり、いろいろと不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
リスクには個人差がありますので、必ずしも当てはまるとは言い切れませんが、どのようなリスクが伴うかを確認しておくことが大切だと思います。

 

高齢出産によるリスクとは?

リスクその1 妊娠しにくくなる

加齢と共に精子や卵子の働きが弱くなり、受精や着床が難しくなってしまいます。
妊娠できないわけではありませんが、妊活を始めて1年以上妊娠しない方は早めに産婦人科へ相談しましょう。

リスクその2 難産や流産の可能性が高くなる

全妊娠の自然流産率が10~15%に対し、35歳以上の妊婦の場合、約20%と言われており、データを見ても流産の可能性が高くなっています。
また、切迫早産や難産で帝王切開になる可能性もあります。
帝王切開になった場合、自然分娩に比べて入院日数が長くなったり、体力の回復に時間を要してしまったりするリスクが生じるのです。
結果、母体に大きな影響を及ぼしてしまいます。
流産や切迫早産における100%の予防策はないため、高齢妊婦の出産経験が多い産婦人科や、総合病院での分娩がおすすめです。

リスクその3 妊婦特有の病気にかかりやすくなる

妊娠は母体に大きな影響を及ぼすため、妊娠中特有の病気を発症してしまうケースがあるのをご存じでしょうか。
主な病気として「妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)」や「妊娠糖尿病」などが挙げられます。
加齢によって卵巣の機能が低下し血管も老化していくため、高齢になればなるほど発症する確率も高くなっていきますので、注意が必要です。

 

リスクを回避するためには、「卵子」を健康に保つことが大切!

リスクを回避するために必要なことは、どのようなことだと思いますか。
それは、元気な「卵子」を維持することです。
お肌や内臓と同じように、加齢と共に卵子も老化していきます。
そして、一度老化してしまった卵子は若返ることはなく、不妊や流産、病気などのトラブルを引き起こす要因となっています。
また、卵子の老化を加速させる要因は、加齢以外にもいくつか挙げられます。
例えば、偏った食生活・喫煙習慣・カラダの冷え・過剰なストレスなどです。
つまり、これらを改善することでリスクを軽減させることができます。

セルフチェックしてみよう!

【卵巣機能のセルフチェック】
□生理周期が不安定になった
□生理周期が短くなった
□経血の量が減ってきた
□過度なストレスがある
□最近、寝不足である
□喫煙習慣がある
□最近、太ってきた
□髪の毛やお肌にツヤが無くなった
□無理なダイエットをして急激に痩せた

心当たりはありましたか?
該当箇所が多いほど、卵子の老化が進んでいる可能性があります。
卵子を健康に保つためには、十分な睡眠と適度な運動を取り入れるなど生活習慣を見直し、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
健康的な生活を心がけることでリスクを減らし、元気な赤ちゃんを迎えましょう。

母体にも胎児にもリスクが伴う高齢出産ですが、デメリットばかりではありません。
若い頃に仕事でキャリアを積み、プライベートも充実し、貯金もある程度あるうえで、落ち着いて出産に向き合うことは、年齢を積み重ねたからこそ経験できることです。
リスクを理解すると同時にできる限り回避し、母子ともに健康な状態で出産に臨みましょう!
 

オススメ記事