【美容コラム|Vol.110】手足の先だけが冷たい!「末端冷え性」を改善するには?
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カラダはぽかぽかと温かいのに、手足の先だけが冷えていることはありませんか?
この症状は30代以降の女性に多い「末端冷え性」です。
冷えが強いときには、手足の先だけが冷たく眠れないことや、ひどい場合には夜中に目が覚めてしまうこともあります。
そのため、睡眠を十分に取ることができず、体調を崩してしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。
末端冷え性によって血流の循環が悪くなると、足がむくみやすくなったり、肩こりや頭痛がひどくなったり、カラダにさまざまな影響を与えることがあります。
冷えの原因と改善策についてご紹介します。万病のもとである「冷え」を改善し、張りのある生活をしましょう。

 

なぜ、カラダは温かいのに手足の先が冷えるのか。

手足の先だけが冷えるという状態は、体内で熱を生成する機能が低下しているサインです。
末端までうまく熱を運べないことで、「冷え」としてカラダの外側に症状がでます。
主な原因としては代謝の低下、筋肉量の減少、自律神経の異常などさまざまです。
代謝は年齢とともに衰え、定期的に運動をしていなければ筋肉量は減ってしまいます。
熱を作り出すことができなくなったり、血流が悪くなったりすることは、末端冷え性をひどくし、悪循環を生み出します。
自律神経には、カラダを正常な状態に保てるよう、体温を調節する機能があります。
しかしながら、空調の効いている室内に長時間いると、「暑い」「寒い」といった感覚が鈍くなり自律神経が乱れるきっかけになることがあります。
夏にも、冷えを感じている方は、体温調節機能の低下が原因だと考えられます。

 

「末端冷え性」を改善しよう

ポイント1 「クビ」と名の付く部位を温める

季節に限らず、薄着や、お肌を出した格好で、冷えを我慢してはいけません。
冷えを感じやすい方は、首・手首・足首を重点的に保温してください。
「クビ」の付く部位は、冷えの通り道といわれている一方で、温めると全身があたたかく感じる部位でもあります。
そのため、「クビ」とつく部位を保温することは、冷えの改善に効果的な方法です。

ポイント2 適度な運動をする

カラダを動かし、酸素を取り込むことで血流の循環を良くします。
運動が苦手な方のために、手軽にできるストレッチをご紹介します。

《ストレッチの手順》
1.あおむけになり、背伸びをするように上下に伸びてください。
2.つま先を伸ばして息を吐きながら戻します。
3.深呼吸しながら、かかとで壁を押すようにかかとを突き出して戻してみましょう。

この動きを5回ずつ繰り返します。
運動やストレッチをした後にはしっかりと水分補給をし、血液をサラサラな状態にすることも意識しましょう。

ポイント3 カラダを温める食材を食べる

毎日摂取する食事に気を遣うことで、冷え性対策をすることができます。
食材にはカラダを温める「陽性」の食べ物、カラダを冷やす「陰性」の食べ物があります。
冷えを改善したい方は、積極的に陽性の食べ物を摂取しましょう。
陽性の代表的な食べ物には、しょうが、にんにく、ごぼうなどの寒い土地で採れる野菜類やゴマ、黒豆、小豆など黒い食材があります。
陰性の食べ物には、トマトやきゅうりなどの暑い土地で採れる野菜、合成甘味料、白砂糖などがあります。
「陽性」の食べ物だけを食べればよいというわけではありませんので、バランスを考えた食事を心がけましょう。

冷えは、病(やまい)ではありません。
激しい運動をしなくても手軽なストレッチをしたり、日々の食事を改善したり、自分に合った冷え性対策と体調管理の方法をみつけ、健康的なカラダを手に入れましょう。