【美容コラム|Vol.98】生理前のイライラ! PMS(月経前症候群)と妊娠初期症状の違い
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生理前にイライラしたり、無性にお腹が空いて甘い物などをいつもよりたくさん食べてしまうことはありませんか。
それら生理前にホルモンの揺らぎが原因で起こる「PMS」は最近よく知られるようになりましたが、妊娠の初期症状と共通点が多いということをご存知でしたか。

今回はPMS、妊娠初期それぞれの特徴や類似点、自分でも見つけやすい違いをご紹介したいと思います。

 

PMSと妊娠初期の特徴と類似点

PMS(月経前症候群)

女性は「エストロゲン」と「プロゲステロン」という二つのホルモンをもち、通常はエストロゲンの分泌が優勢の状態です。
しかし生理前になると分泌量が逆転し、プロゲステロンが優勢になります。その急激な変化に体がついていけなくなり、イライラ・食欲増進・むくみ・眠気・頭痛・肌荒れ・疲れやすくなるなど、さまざまな症状が起きます。

 

妊娠初期症状

妊娠1週目~2週目では受精卵は着床していません。きちんと着床するには3週間かかり、それまでは体調の変化などは感じることはないでしょう。
しかし着床を完了するとHCGホルモンと呼ばれる女性ホルモンが分泌されます。
このホルモンはPMSと同じような症状をもたらすため、PMSと勘違いしてしまうことも多いのです。

 

PMSと妊娠初期症状の類似点

 次の症状は全ての人に当てはまるわけではありませんが、PMSと妊娠初期のどちらの場合にもよく発症します。

・頭痛
・強い眠気
・乳房が張る
・肌荒れ
・立ちくらみやめまい
・イライラする
・微熱がある

 

PMSと妊娠初期症状の違い

次の症状はそれぞれで微妙に異なりますので、違いを見つけるポイントとして覚えておきましょう。

・下腹部の痛みの違い
生理前または生理による腹痛の場合、子宮の筋肉が内側に縮まるような痛みが起きます。
一方、妊娠初期症状の場合はちくちくした痛みが出ます。

・食べ物の趣向が変わる
PMSの場合甘いものを欲したり食欲が増したりしますが、極端に食べ物の好みが変わったりすることはありません。
普段は食べたいと思わないものを急に食べたくなった場合、妊娠を疑ってもいいかもしれません。

・おりもののタイプが違う
通常おりものは排卵日辺りに卵白のような粘度の高いものが出ますが、妊娠の場合は排卵日を過ぎてもサラサラとしたおりものがいつまでも続きます。量も明らかに増えるので、見つけるポイントとして注目しておきたいところです。

 

それでも分からなかったら……

上記のポイントでも違いが分からない可能性もありますので、症状以外のアプローチを試すのも有効です。
妊娠を疑う場合、妊娠検査薬を使う方法もあります。
陽性反応が出ればすぐに妊娠を確認できますが、検査薬は月経予定日の6日~3日前からしか使えません。
また、日頃から基礎体温をつけることも有効です。
妊娠の場合は高温期が3週間以上続くので、わかりやすいポイントだと言えるでしょう。
普段から自分の生理の周期や基礎体温、PMSの症状などを把握しておくことは重要です。

 

今回紹介した方法は、どれも病院などの医療機関に掛からなくても自分でチェックできる方法です。
自身の体の変化に気づくには効果的な方法だと言えるでしょう。
しかしそれだけで充分と自己判断し、放置してしまうのは危険な場合もあります。
以上の内容を試したうえでも、最終的には医療機関にかかるようにしましょう。