【美容コラム|Vol.96】ゆらぎ期に起こる「肌の乾燥」が“かゆみ”の原因に
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更年期やゆらぎ期になると、ひどい肌の乾燥やかゆみに悩まされるようになります。
今までと同じように生活しているにも関わらず、なぜ症状が悪化してしまうのでしょうか。

今回は、ゆらぎ期に起こりがちな肌が乾燥する原因やかゆみ対策方法をご紹介します。

 

ゆらぎ期のかゆみや肌の乾燥の原因は?

更年期やゆらぎ期は、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」が減少しやすくなります。
エストロゲンは、妊娠しやすい体を作ったり、うるおいのある肌を作り上げたりなど、女性らしさを生み出すうえで欠かせないホルモンです。
しかし、更年期やゆらぎ期になるとエストロゲンの減少により、肌に必要なコラーゲンやヒアルロン酸、セラミドを合成する働きなどが弱まり水分不足を引き起こしてしまいます。
肌の水分量が低下することで肌は乾燥しやすくなり、バリア機能も働きにくくなります。
その結果ちょっとした刺激にも肌が敏感に反応しやすくなったり、かゆみの原因となるヒスタミンが肌の表面に出てきてかゆみを覚えやすくなったりするのです。

 

ゆらぎ期におこないたいかゆみ&肌の乾燥対策法

 

  • ネバネバ食品をとる

体の内側からの乾燥対策におすすめなのが、納豆や里芋、オクラなどのネバネバ食品です。
ネバネバ食品に含まれているムチンという成分が、粘膜を覆うことでうるおいを保ちやすくなるのです。
上記以外にもレンコンやなめこ、ワカメ、もずくなどのネバネバ食品を取り入れるように心がけましょう。

 

  • お風呂では必要以上に擦らない

毎日お風呂でスポンジやタオルを使って体の隅々までキレイに洗っている方がいらっしゃいますが、ゆらぎ期では過剰なボディケアとなっている恐れがあります。
デリケートゾーンや足の指先、頭皮、脇などは汗がかきやすい部分ですが、かゆみを覚えやすい足や腕なども同じように擦って洗っていると必要な皮脂までも取り除いてしまいかねません。
肌の乾燥やかゆみを引き起こしにくくするために、お風呂で洗うときは石けんを良く泡立てたり、手で優しく洗ったりするようにしましょう。

 

  • 熱すぎるお湯には浸からない

41℃以上の熱いお湯に浸かることを好む女性がいますが、熱すぎるお湯に長時間浸かってしまうと保湿成分が溶けだして乾燥肌を引き起こす恐れがあります。
理想としては、38~40℃程度のぬるま湯に浸かるようにして、肌がふやける前にあがるようにしましょう。湯船に浸かる時間としては10分程度を目安にしてください。
また、お風呂からあがった後は、ボディークリームや基礎化粧品などで肌にうるおいを与えるようにしましょう。

 

  • 十分な睡眠を確保する

毎日の睡眠によって肌の生まれ変わりが支えられています。
さらに、睡眠中はダメージを受けた肌の回復や修復などがおこなわれるため、睡眠の十分な時間と質の良さは確保したいところ。
しかし、ストレスなどで神経が高まったりしていると眠れなかったり、寝つきが悪かったりすることもあります。
夜寝る前はカフェイン飲料を飲まないでホットミルクにする、パソコンやスマートフォンを控える、湯船に浸かったりアロマの香りを楽しんだりしてリラックスするようにしてください。

ひどい乾燥やかゆみになると、毎日の生活の質が低下する恐れも十分あります。
まずはゆらぎ期のスキンケアの見直しや生活習慣の改めなど、自分でできることから始めましょう。