【美容コラム|Vol.90】更年期から強まる「肌の乾燥」は“日々の過ごし方”で食い止めよう
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更年期になると今までよりもひどい肌の乾燥に悩まされます。
その原因が分からないため、どのようなケアをしたら良いか分からず不安になってしまう方も珍しくありません。

今回は更年期に悩まされる肌の乾燥の食い止め方をご紹介します。

 

更年期に肌が乾燥する理由

一般的に50歳前後で閉経を迎えるといわれており、その前後5年間となる45~55歳が更年期といわれています。
更年期になると、女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンの分泌が急激に少なくなります。
エストロゲンには肌のうるおいなど水分をキープする働きが、プロゲステロンには皮脂を分泌して水分の蒸発を防ぐといった役割があります。
これら女性ホルモンが減少することで、肌が今までのようにうるおいを保てなくなり乾燥を覚えるようになるのです。

 

更年期の乾燥を食い止める方法5

更年期の乾燥を食い止めるには、普段の生活習慣を改めることが大切です。
40代や50代で遅すぎるということはありません。
乾燥にこれ以上悩まされないためにも無理のない範囲で取り入れてはいかがでしょうか。

 

1.適度な運動

1日30分程度、ウォーキングなどをおこない多少なりとも汗をかくようにしましょう。
運動不足だと新陳代謝が鈍りやすくなりますし、汗をかかないことで十分な皮脂が分泌されなくなり肌の水分蒸発に歯止めがききにくくなります。

 

2.部屋を加湿する

職場がエアコンなどで乾燥しがちな場合は、デスクなどに卓上の加湿器を置くようにしてください。
空気の乾燥が和らげば、肌から水分が逃げにくくなるので乾燥対策になります。

 

3.質の良い睡眠

1日6時間以上の睡眠を心がけるだけでなく、睡眠の質にも気をつけるようにしてください。
夜はカフェインを摂らないようにする、お風呂やテレビ、スマートフォンは寝る前の1時間前に済ますなどして入眠前にリラックスできる環境を作りましょう。

 

4.ビタミンAを積極的に摂りいれる

乾燥を食い止めるためには、ビタミンAを摂ることが大切です。
ビタミンAが豊富に含まれている食べ物には鶏や豚、牛のレバーやニンジン、モロヘイヤ、卵黄などがあります。
ただし、成人男性と成人女性は1日あたり2,700マイクログラムまでの摂取にとどめるようにしましょう。
なぜなら、妊娠中の女性はビタミンAを過剰摂取することで奇形児や流産のリスクが高まってしまうため。
さらに妊娠中の女性以外でも、頭痛や疲労、骨が弱くなる、肌の乾燥などを引き起こす恐れがあります。
レバーを時々食べる分には問題ありませんが、毎日のように焼きとりのレバー1本を食べてしまうと過剰摂取となる恐れがあるので気をつけてください。

 

5.成分にこだわった基礎化粧品を使う

肌の乾燥対策には、肌にもともと備わっているセラミドが配合されている基礎化粧品がおすすめです。
セラミドは保湿力が高く肌に刺激となりにくい成分です。
乾燥で肌が敏感になっている時は、肌本来の成分が含まれている基礎化粧品でやさしく肌を労わってあげましょう。

 

更年期症状の緩和にはホルモン補充療法などがありますが、日常生活を改めることで更年期症状のひとつである乾燥を食い止めることも不可能ではありません。
まずはできる範囲から生活に取り入れて、更年期の乾燥ケアをスタートしてはいかがでしょうか。