【美容コラム|Vol.46】女性の坐骨神経痛の原因と更年期障害との関係
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お尻から足先にかけて、鈍い痛みや痺れを伴う坐骨神経痛。
少しでも無理な姿勢をとった時などは激しい痛みに襲われるため、悩んでいる方は多いことでしょう。
男女問わず多くの方を悩ませている坐骨神経痛ですが、実は女性の場合には特有の原因があるのです。
さらにその原因の1つには、多くの女性が避けては通れない更年期障害もあります。
女性の坐骨神経痛の原因、そして更年期障害との関係性についてお話しいたします。

 

女性の坐骨神経痛の主な原因

●妊娠・出産
多くの女性が経験する妊娠や出産が、坐骨神経痛の原因となることがあります。
妊娠すると大きくなったお腹を支えるために腰に負担がかかり、血液の流れが滞りがちになります。
そのため神経が刺激され、下肢に腰痛に伴う痛みや痺れが現れるようになるのです。
妊娠に伴う坐骨神経痛は出産することで治ることがほとんどですが、妊娠中に崩れてしまった姿勢を整えられずにいるとまれに出産後にも坐骨神経痛が残ってしまうこともあります。

●婦人科系の疾患
子宮内膜症や月経不順、月経困難症や子宮がんなどの婦人科系の疾患も、坐骨神経痛の症状を引き起こす原因となります。
子宮内膜症は、子宮の内壁から剥がれ落ちた細胞が卵管を通って骨盤壁や卵管の表面などに移動し、そこで増殖してしまう病気です。
つまり、子宮の内側以外のところで子宮内膜が育ってしまっている状態であるため、その際に坐骨神経にも影響を及ぼすのです。

●自律神経の乱れ
ホルモンバランスの影響を受けやすいのも女性の体の特徴です。
ホルモンバランスは自律神経にも影響を与え、自律神経失調症などの障害を引き起こします。
自律神経と坐骨神経は全く異なる神経ですが、神経がスタートしている部分が同じような部分なので互いに影響しあってしまうのです。
そのため、坐骨神経痛を患っている方の中にはめまいや吐き気、頭痛などの自律神経失調症の症状が併発している方もいるようです。

 

更年期障害と坐骨神経痛の関係性とは女性

女性の更年期障害にはのぼせやほてり・めまい・憂鬱感・イライラなどさまざまな症状があります。
それらの大きな原因は閉経による女性ホルモンの減少、それに伴う自律神経の異常です。
そして、これらの症状の1つとして坐骨神経痛が生じることがあります。
すでにお話ししたように、私たちの体の中の神経は互いに影響し合っています。
更年期障害によって自律神経に異常が起こると、坐骨神経にも影響が及んで下肢に痛みを覚えるようになります。
さらに、更年期に起こる坐骨神経痛には筋力の低下などが原因となることもあります。
加齢によって関節の筋力が低下すると、腰や股関節に負担がかかるようになり、股関節の後方についている梨状筋が坐骨神経を圧迫して痛みを引き起こすのです。
これは長年腰痛に悩んでいた方などがなりやすい症状です。

 

このように、女性の坐骨神経痛にはさまざまな原因が考えられます。
つらい神経痛は1人で悩まず、病院で診察を受ける、サプリメントなどの力を借りるなどの対処法を早めにとることをオススメします。
いつまでも元気で美しい女性でいたいものですね。