【美容コラム|Vol.75】冬に増える【静電気】が肌にもたらす悪影響とその対策
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冬に起きやすくなる静電気。
パチッと音を立てて痛みを生じさせるため、不快な思いに悩んでいる方も多いでしょう。
しかし、静電気は不快感を覚えるだけでなく目に見えない部分で肌にダメージを与えているのです。

今回は、静電気と肌の関係や静電気対策をご紹介します。

 

静電気は肌を傷つける!

実は静電気がパチッと音を立てて放電するたびに、私たちの肌の表面にある角質層が傷ついてしまっているのです。角質層に傷がつくと、肌を守るためのバリア機能が十分に働かなくなってしまいます。それにより、紫外線やホコリ・乾燥など外的ダメージを十分に防ぐことができなくなってしまいます。
その結果、肌が乾燥したり外的刺激に過敏に刺激に反応したりするようになってしまうのです。
また、静電気が起きるということは私たちの体に電気が溜まっている状態。その状態では、空気中に漂っているホコリや微粒子などを吸い寄せやすくなっています。
そのまま放置してしまうと、静電気で傷ついた箇所にホコリなどが入り込み肌に炎症が起きてしまうのです。

 

普段よりビタミンCが多く消費されるように

静電気は体にとってストレスにもなります。すると、そのストレスに対抗するためにビタミンCを消費して副腎皮質を働かせようとします。
ビタミンCは美肌にとって欠かせない成分のひとつ。
静電気によって体の中のビタミンCまでも消費されてしまうことで、肌の生成に必要なビタミンCを確保できなくなるのです。
ビタミンCが多く含まれている食べ物は、キウイフルーツ、赤ピーマン、いちご、アセロラジュース、ブロッコリーなどがあります。
静電気が起きやすい方は、これらの食材を食べてビタミンCの補給を心がけましょう。

 

できるだけ静電気を生じさせないためには

素材を選ぶ
普段私たちが身につける衣類の多くは、ナイロンやポリエステル、アクリルなどの合成繊維によってできています。これらは丈夫だったり型崩れしにくかったりといったメリットがありますが、摩擦によって静電気が発生し体に帯電しやすいという面があります。
静電気を発生させないためには、コットンやシルクなど天然素材の衣類を選ぶようにしましょう。
また、衣類を洗濯する際には柔軟剤を使うようにすることで、静電気の発生を抑えることができます。

加湿する
静電気が発生しやすくなる理由のひとつには、空気の乾燥があげられます。
ただ、加湿器によって湿度を60~80%まであげすぎるとカビやウイルスなどが活発になってしまいます。55%~59%を目安に部屋を加湿しましょう。

スキンケアをしっかりと
乾燥が気になる冬こそ、正しいスキンケア方法を実践しましょう。
洗顔時は手のひらで肌をこすらない、タオルで拭くときは押し当てるようにして水分を移す、洗顔後はすぐに化粧水を塗るなどを徹底してください。
また、化粧水や美容液、クリームなどを塗る際も手を滑らせて塗り込むのではなく、ハンドプレスによってじっくりと肌へ浸透させましょう。

 

年始はイベントが多く体の調子も崩しがちです。
体調が万全でないと、帯電しやすく静電気も起こりやすくなってしまいます。
ケアと予防を心がけて、トラブル知らずの冬の肌を目指しましょう。