【美容コラム|Vol.21】出産後にホルモンバランスが乱れる原因とその影響
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妊娠中と出産直後の体調が女性ホルモンの影響で普段と違ってくることについてはご存じかと思いますが、出産後もしばらくは女性ホルモンのバランスが整わず、体調もすぐには安定しません。
出産を控えている方にはとても気になる内容になるかと思いますので、今回は出産後にホルモンバランスが乱れる原因と、その影響についてお話して参ります。

 

出産後は女性ホルモンの分泌量が低下する

妊娠をするとお腹の赤ちゃんを育てる環境を整えるために、女性ホルモンであるエストロゲンが大量分泌されます。
エストロゲンは母乳を出すための準備をし、赤ちゃんが生まれるまで女性の体内で分泌され続けます。
しかし出産をすると妊娠状態を継続する必要がなくなるので、エストロゲンは産後2日目ぐらいから分泌量が激減し、代わりに「プロラクチン」という母乳放出ホルモンが分泌されるようになります。
この急激な変化に体がなかなか馴染めないため、体調が安定せず、体の色々な所に不調が出てきてしまうのです。
ホルモンバランスの乱れが整い、元の状態に戻るまでには出産から1~2年はかかるといわれています。

 

ホルモンバランスの変化による影響shutterstock_185361428

産後の急激なホルモンバランスの変化は、女性の体に以下のようなさまざまな不調を来たしてしまいます。

●抜け毛
まずは抜け毛で悩む人がとても多くなります。
エストロゲンは髪の毛の成長を促す役割があるので、分泌量が減少すると抜け毛が増えていってしまいます。

●精神不安定
ホルモンバランスの乱れは女性を精神的に不安定な状態にしてしまいます。
いつもよりイライラしやすくなるだけでなく、些細なことが気になったり、すぐに怒ったり泣いたりしてしまうこともあります。

●体のむくみ
エストロゲンは体の代謝機能の促進にも関わっているため、不足すると水分や老廃物が溜まりやすくなって体がむくんでしまいます。
いつもよりも手や足がパンパンにむくんだり、朝起きた時に顔がむくんだりしてしまいます。

●肌荒れ
女性のお肌の状態には女性ホルモンが大きく影響しているため、ホルモンバランスが乱れると肌が敏感な状態になり、ニキビや肌荒れなどが起こりやすくなります。
但しこれらの変化はホルモンバランスが正常になるにつれて元に戻っていくので、あまり心配しないようにしましょう。

 

産後はホルモンバランスが乱れるものと理解しておく

産後の心身の変化は「自分ではなくホルモンバランスのせいだ」と頭の中で理解しておきましょう。
そしていつまでも続くものではないため「元の状態に戻る日が近い内に来る」と明るく考えるようにすることも大切です。

 

母親としての喜びを満喫するためにも、出産後はホルモンバランスに負けないしっかりした気持ちを持つようにしてください。