【美容コラム|Vol.20】知ってますか? 骨粗鬆症と女性ホルモンの関係
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骨粗鬆症と聞くと若い方は「まだ自分には関係ない」と思うのではないでしょうか?
しかし女性は特に、若いうちから将来の骨粗鬆症に気をつけておかなければいけません。
骨粗鬆症は女性ホルモンととても関係が深いのです。
その関係についてご紹介します。

 

骨粗鬆症とは?shutterstock_221642998

骨粗鬆症とは骨に鬆(す)が入った状態になり骨がもろくなる病気で、特に女性に多く見られます。
骨がスカスカになれば、ちょっとした衝撃でも骨折しやすくなります。
骨粗鬆症によって歩行困難になったり、要介護状態になる方が多いので注意が必要です。

 

骨粗鬆症が女性に多い理由

女性ホルモンのエストロゲンには、骨が新陳代謝する時に骨からカルシウムが溶けだすのを抑制する働きがあります。
エストロゲンが減ると骨からカルシウムがどんどん溶け出し、骨の新陳代謝による骨形成が遅くなり、骨の中がスカスカになるのです。
女性は40代後半以降に更年期と閉経を迎え、この時期にエストロゲンの分泌が急激に減少します。
このため、閉経後の女性は骨粗鬆症になりやすいのです。

 

頭蓋骨の骨粗鬆症が、顔にシワやたるみを作る

骨粗鬆症が起こるのは手や足腰だけではありません。頭蓋骨にも起こります。
アメリカの美容医療雑誌「Plastic and Reconstructive Surgery Journal 2011」によれば、頭蓋骨の骨粗鬆症は、顔の「たるみ」とも関係があるとのこと。
頭蓋骨はお顔の土台であり、顔の形や印象を決めるという重要な役目があります。
しかしその頭蓋骨がスカスカになれば、お顔の土台がもろくなり、顔がたるんだりシワになったりするのです。
フェイスラインがたるんできた、頬が落ちほうれい線が気になる、目がくぼんでまぶたが下がった……こんな場合はお肌だけの問題ではなく、骨粗鬆症が進行し頭蓋骨の骨に問題が生じているのかもしれません。

 

健康な骨を保つためのポイントshutterstock_155152199

健康や美容に影響を及ぼす骨粗鬆症は、女性にとって怖い病気です。
若いうちから以下のような対策をして骨をもろくしないように心がけることが大切です。

●カルシウムとビタミンDを摂取する
カルシウムは骨を強くします。このカルシウムの吸収を高める作用があるビタミンDを一緒に摂ると相乗効果が生まれます。
カルシウムの多い小魚、乳製品、大豆類とビタミンDを多く含むきくらげ・まいたけ・しいたけなどのキノコ類や青魚を一緒に食べましょう。

●適度に日光浴をする
女性にとって紫外線は大敵ですが、体内のビタミンDは紫外線を浴びると作られますので、日焼けしない程度の日光浴をすることが大切です。夏なら10分位、春~秋は20分位の日光浴をし、ビタミンDの生成を促すようにしましょう。
冬場は日差しが少ないので、キノコ類や青魚でビタミンDを補い、カルシウムの吸収を促進させましょう。

 

骨粗鬆症はおばあちゃんの病気、そんな風に思っていた皆さんも考え方が変わったのではないでしょうか?
若い今のうちから骨を強くすることを心がけ、いつまでも若々しい女性らしさを保っていきましょう。